チャーターバスで8時に出発する。高速道路一路約200キロを南下、片側3車線の直線高速はイタリー人の考案で、世界的にも進んでいるとのこと。最高時速制限130キロ。
今はサマータイム制となっているので日本との時差7時間だが8時間になっているとのこと。
人口は全土で5000万人ローマ2、700,000人ナポリ1、070,000人、働かないイメージはナポリのせいだそうである。
他国に侵略され都市国家的に発展。人種も違い北はゲルマン、南はアラブ系、北は勤勉なため発展し南は遅れている。
などのガイドの話を聞いた。
ポンペイ
数キロメートル離れた火山の爆発で7メートルもの火山灰が降り積もって埋まっているのを掘り出しており、まだ、1/3程度だそうであるが、埋没した都市の広さと当時の文化水準の高さに驚く。
店舗の跡、道路の石畳の道路に刻まれた車のわだちの跡、金持ちの大住宅などの雨水処理の知恵、送水技術(数キロメートルを鉛管使用)とモザイクを使った壁画等、2000年前の人間の営みが現代とあまり変わらないことに感動した。昼食はシーフードで伴奏付きスパゲティは硬めであっさり味はまずまずであった。
ナポリ
バスでナポリ(語源はネオポリス)へ、晴れ渡ったナポリ港の景色はまさに絶景。海岸から小高い山にかけての斜面にびっしり建った赤茶色の建物と海の濃いコバルト色の取り合わせは実に素晴らしい眺めで暫し見惚れた。
数年前にナポリサミットのあった会場の建物の説明などを聞きながら市街を抜け、複雑に立体交差した高速道路を帰途に着いた。
夕食はローマ郊外の丘の上のレストラン「ヴィラ・ザアリーナ」でカンツォーネを聞きながらシーフードと肉料理まずまずの味自家製ワインが飲みやすくてうまかった。たまたま結婚披露宴が行われていて賑やかで、庭の眺めもよかった